『電気代の節約効果を劇的にあげる!?』電気代節約の8つの極意を伝授!

不況の時代でも活用できる「固定費の削減をしてお金を増やすための手順書」になります。

サラリーマンのための節約術として、「電気代」の節約をして年間数万～得する方法をお伝えしています。

給与が低かったり、昇給しなかったり、仕事も減ったりしてきて…それは精神的にもきついですよね。まずは、日常生活で使っている電化製品などに着目して、節約できる部分から見直していきましょう。

一つひとつ見直していくと、年間約25000円ほどお金を節約できることになりますよ！具体的な節約方法をみていきましょう。

 

電気代の節約

電気代節約のポイントを網羅しました。できそうな部分から取り組んでみてください。
（※下記項目をクリックするとそのページにとびます）

※各項目の節約額は、項目ごとに計算したおおよその概算を記載しています。

電気代の平均額がどのくらいかチェック

まずはじめに、月々の電気代の平均額を「一般家庭」と「省エネ家庭」の比較をみていただきたいと思います。ご自宅の電気代とぜひ比較してみてください。

※省エネ家庭は、ここでは節約に取り組んでいる家庭と定義いたします。

賃貸での電気代の平均額を比較

こちらが賃貸（集合住宅）での電気代の平均のデータになります。「一般的な家庭」と「省エネ家庭」の電気代の差がどのくらいかがわかると思います。

比べると、「省エネ家庭」のほうが、「一般的な家庭」よりも半分とか、3分の1ぐらいに電気代がおさえられていますよね。

参照：家庭の省エネハンドブック

戸建てでの電気代の平均額を比較

こちらは戸建てでの電気代の平均のデータになります。「一般的な家庭」と「省エネ家庭」の電気代の差が確認できます。戸建ての分、賃貸に比べて全体的に電気の消費量が高くなっていますね。

こちらも上記と同様に、「省エネ家庭」のほうが、「一般的な家庭」よりも圧倒的に電気代が安いですね！

参照：家庭の省エネハンドブック

電気使用量の割合をチェック

生活の中で、どの電化製品がどのくらいの電気の使用量なのか…あまりわからないですよね。そのため、目安として、おおよその電化製品の電気の使用量割合を記載しました。

照明器具に次いで、冷蔵庫やエアコンが消費電力を多くつかっている事がわかると思います。

なんと！電気使用量が一番多いのが「照明器具」だったんですよね！これは意外じゃないでしょうか。

参照：家庭の省エネハンドブック

「一般的な家庭」と「省エネ家庭」の電気代の差や、使用割合が多い電化製品までチェックできたと思います。つぎの項目からは、より具体的に節約方法をお伝えしていきます。

契約アンペアを見直す

まずは、ご自宅の契約アンペアがいくらなのかチェックしていきましょう。実は、契約アンペアを見直すだけで電気の基本料金をグッと下げることができるんです。

なんと！10アンペア落とすだけで、月々約280円ちかくも節約できます。1年間にすると約3400円の節約になりますね。電気の基本料金は、お住まいの地域の電力会社で確認しましょう。

 

東京電力の従量電灯Bの料金表

出典：tepco

アンペアを下げる判断基準をチェック

アンペアを下げていいかどうかの判断は難しいですよね。まずご自宅でどのような家電製品をよく使っているのかを考えてみましょう。下記表が電化製品ごとにかかるアンペアの目安が書かれたものです。

ちなみに電化製品の中で常時電力を消費しているのが、一般的に冷蔵庫になります。そのため冷蔵庫とよく使う電化製品のおおよその合計アンペア数で判断すると良いでしょう。

電気製品（家電製品）のアンペア目安

出典：tepco

エアコンの使い方を見直す

実は、エアコンの使い方ひとつで節約できる金額が大きく変わってきます。

おすすめの使い方は、頻繁につけたり消したりしないことです。時期にもよりますが、つけっぱなしにする事で消費電力を抑えることができます。

エアコンの設定温度も通常より1～2度控えめにして、運転モードは「自動運転」にしておきましょう。扇風機等のサーキュレーターを併用することで、効果が高まります。

また、エアコンのフィルター掃除を2週間に1度することで、エアコンの効率も落ちにくくなります。さらに夏の時期は、室外機にカバーをすることでエアコンの効率をあげる事ができます。

エアコンに一番電力がかかるのは、設定した温度まで「部屋の温度が調節された」時です。つけたり消したりして電力が消費してしまうのは、その都度エアコンが設定温度まで調整しようと電力を消費しているからなんです。

※つけっぱなしで電気代が安くなるのは、住居環境等の影響もあるので、状況に合わせてご判断ください。

テレビの使い方を見直す

テレビは意外と電力を消費しているんです。見ていないのに、テレビをつけっぱなしする事ってありますよね。見ない時はこまめにテレビを消すようにしましょう。すると年間で約450円も節約できます。

また、画面の明るさを少し落としてあげるだけでも、年間で約730円も節約できます。テレビの液晶部分は、ほこりがつきやすい場所になりますので、こまめにホコリをとってあげることで、映像も見やすくなりますよ。

冷蔵庫の使い方を見直す

冷蔵庫って2番目に消費電力の大きい家電なんです。スーパーで買い物をしてきたら、適当に入れたり、頻繁にドアの開閉をしたりしていませんか！？ひとつずつ見直していくだけで節約につながっていきます。

この4つについて、解説していきますね。

つめこみすぎは禁止

つめこみすぎには気をつけましょう。冷蔵部分は詰め込み過ぎると冷却効率が落ちるので、余計に電力がかかってしまいます。そのため、冷蔵部分ではつめこみは厳禁です。

逆に冷凍部分は、密度が高いほうが冷却効果が高まります。冷蔵部分は、ゆとりをもって収納をして、冷凍部分はすき間なくいれていきましょう。

fa-chevron-circle-right冷蔵庫・・・ゆとりをもって収納する
fa-chevron-circle-right冷凍庫・・・すき間なく収納する

冷蔵部分のつめこみをやめることで、年間約1180円の節約になります。

設定温度を下げる

冷蔵庫の設定温度は消費電力にもろに影響してきます。少し下げるだけで節約につながるんです。特に冬の寒い季節は下げても良いでしょう。

設定温度を『中』や『弱』に下げることで、年間約1670円の節約になります。

fa-chevron-circle-right季節に合わせて設定温度を調節すると良いでしょう。

※夏などの暑い時期は、食品を腐らせない程度に調整しておきましょう。

ドアの開閉に注意

意外と冷蔵庫の開け閉めは、電力を消費してしまいます。外気と温度差があればあるほど消費電力が高まるんですよね。

そのため、開け閉めを少なくして、なるべく開けている時間を短縮するようにしましょう。

fa-chevron-circle-right冷蔵庫を開ける前に、はじめに何を取るかを決めて開けると良いでしょう。

お子さんがいる場合、頻繁に冷蔵庫の開け閉めがあると思いますので、そこを気をつけるだけで、年間約440円の節約になります。

冷蔵庫を壁から適切に離す

冷蔵庫の位置もとても大切です。冷蔵庫の上部は5～30cm以上、左右のスペースも0.5～2cm以上あるとよいでしょう。また直射日光があたる場所は避けるようにしましょう。

fa-chevron-circle-right壁から近すぎると、冷却効果が下がるので、注意が必要です。

冷蔵庫を壁から離すことで冷却効率もあがるため、年間約1220円の節約できます。

パソコンの設定や使い方を見直す

今の時代、パソコンは仕事に必要不可欠なものですよね、もちろん娯楽としても。パソコンでの節約方法は、画面の明るさ調整や使用しないときの電源の切り方に工夫をする事なんです。

パソコンの輝度を下げる

パソコンはテレビと同じで、画面を使用しています。その明るさを調整していくだけで、消費電力を抑える事ができます。

パソコンの輝度を40％に調整すると、約23％も節約することができるんです。

出典：microsoft

パソコンを使わない時「シャットダウン」か「スリープ」を選択する

パソコンの電源の切り方ひとつで消費電力が大きく変わってきます。具体的には、パソコンの使用を一旦をストップし「90分以内に再開する場合」はスリープのほうがお得です。

逆に「90分以上」パソコンを触らないなら、シャットダウンをしたほうがお得になります。

常にシャットダウンを選択していた方が、「シャットダウン」か「スリープ」を選択することで、デスクトップなら年間で約340円、ノートパソコンなら年間で約40円節約になります。（1日平均3時間パソコンを使用した場合）
出典：経済産業省資源エネルギー庁

パソコンの輝度設定は一度設定すれば、あとは何もする必要がないので、自動で節約してくれてラクです。

電気ポットの使い方を見直す

電気ポットはお使いでしょうか！？ここでの電気ポットは『保温機能がある電気ポット』についてです。

もし使用されていれば、使っていない時は、適度にコンセントを抜くようにしましょう。保温をせず、こまめにコンセントを抜くだけで、年間約2900円も節約できますよ。

使う時に再沸騰させて使うほうが電気代が安いんです。

炊飯器の使い方を見直す

炊飯器も電気ポットと同じで、保温機能がありますよね。電力を無駄につかってしまう部分が、この「保温」なんです。ですので、炊けたら保温を「切り」にして、コンセントを抜くようにしましょう。

残ったご飯は、ある程度冷ましてから、ラップに1食ずつくるんで冷凍しておきましょう。それだけで、年間約1240円節約になります。

照明器具での節約

冒頭のほうでもお伝えしましたが、電力の使用割合は「照明器具」が一番多いんです。ということは、照明器具の節約は電気代の節約の中でも最も重要とも言えるんです。

照明器具って、電球が切れない限りなかなか交換しないですよね！？実は、照明をLED電球に交換するだけで、かなりの節約が見込めます。賃貸でも一軒家でも大変効果的なのでおすすめです。

LED電球に交換

白熱電球からLED電球に交換するだけで、年間約2430円も節約できます。しかも寿命も40倍ほどのびるし、消費電力も下がるんです。電球型のLED電球は省電力なのに、明るさはそのままなんですよね。

賃貸の場合、契約をしたら元々ついている電球をそのまま使うことが多いですよね。LED電球に交換するだけで、ここまで節約額が見込めるんです。

※電球1コあたり（54Wの白熱電球から12WのLED電球に変えた場合）

つけっぱなしをやめる

照明はあまり電気代がかからないと思われがちです。そのため、つけっぱなしにしてしまう方も多いんですよね。節約には、この電気のつけっぱなしをやめて、こまめに消すことが大切なんです。

白熱電球だと、年間約530円の節約になりまして、LED電球だと年間約90円の節約ができます。

また、定期的に照明シェード周りのほこりを拭くようにして、明るさを保つようにしておくと良いでしょう。

電気代の節約のまとめ

電気代の節約について、8つのポイントに絞ってお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか！？

照明器具の交換やテレビ、パソコンの設定などは一度やってしまえば、あとは自動で節約してくれます。こういった簡単なことは、早めにやっておくと良いでしょう。

あとは、普段の電気の使い方を見直して続けていくことですね。すると、自然とお財布から出ていくお金も減らしていけるようになりますので、ひとつずつ実践してみてくださいね。

当記事が、あなたの電気代の節約に少しでもお役に立てれば幸いです。